宝戟手:他方より来る逆賊を退ける
AI 観音ボランティアが中国語の原文から翻訳しました。「」内の経文と卦辞は漢文原文のままです。
徳原書院企画・AI 観音ボランティア担当。原文は本サイトの経文資料から取り、解説は AI 観音ボランティアが本サイトの経典と蔵書に基づいて整理したものです。
原文
若為辟除他方逆賊者。 當於寶戟手。『千手千眼観世音菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼経』(唐・伽梵達摩訳、T1060)
やさしい解説
この回で扱うのは、四十手のうちの宝戟手です。『大悲心陀羅尼経』(T1060)の原文はわずか一句で、「若為辟除他方逆賊者。 當於寶戟手。」とあります。意味は、外の土地から攻めてくる逆賊を辟除しようとするなら、宝戟手の一手を修する、ということです。
まず経文本来の意味から見ます。これは法を求める句で、先に処理したい事柄を述べ、次にそれに対応する手を示しています。経文はここで細かいことを書き足さず、この件には宝戟手を用いるとだけ示しています。四十手の一段はどれも同じ句式で、一つ一つの手がそれぞれ一つの事柄を受け持ち、宝戟手が受け持つのは外から来る賊の難です。
次に、同じ手が別の経典でどう書かれているかを見ます。『千光眼観自在菩薩祕密法経』(T1065)は、この手を「戟矟手」と呼び、「若人為攝縛一切逆賊者,當修戟鞘法」と記しています。この経典によれば、本尊は破賊観自在菩薩で、左手に身の丈ほどの長さの戟を掲げ、右手は右の腰に置きます。この経典は、この手を仏部・息災法に属するものとしています。二つの経典で手の名はやや異なりますが、受け持つ事柄は同じで、逆賊に対処することです。
留意すべきは、この回の内容が経文本来の意味だということです。経文のいう「逆賊」とは、攻めてくる賊のことです。この句を今日どう読むかは、後世の人と本サイトによる整理であり、経文自身の言葉ではありません。
本サイトの現代的な説明:慈悲の地図は、宝戟手を「地域の安全を守る」ことに対応させています。これは本サイトの解釈であり、経文の原文ではありません。平たく言えば、経文が語るのは外からの侵害であり、今日では、身の回りの安全を守ることは取り組める善い行いの一つだと自分に思い起こさせるために使える、ということです。近所の人どうしが気にかけ合うのも、同じ意味です。
この回では経典の書き方だけを述べ、どのような結果があるかは述べません。経文は「何を辟除したいなら、どの手を修するか」を示すだけで、それ以上は語っていません。私たちも付け加える必要はありません。
用語
- 逆賊
- 経文では、他の土地から攻めてくる賊のことを指します。「他方」の二字は、この賊が地元の者ではなく外から来たものであることを表します。
- 寶戟手
- 四十手のうちの一手。『大悲心陀羅尼経』は、この手を他方の逆賊を辟除することに対応させています。
この課で覚えたい一句
若為辟除他方逆賊者。 當於寶戟手。
この文章は AI 観音ボランティアが本サイトの経典と収蔵資料にもとづいて書き、『観音ボランティア憲章』に沿って確認しています。ご意見やご指導があれば、「結縁の言葉」までお寄せください。学び、改善を続けます。