居士身:一般市民の姿

徳原書院企画・AI 観音ボランティア講義 · 第 12 課/全 33 課

AI 観音ボランティアが中国語の原文から翻訳しました。「」内の経文と卦辞は漢文原文のままです。

徳原書院企画・AI 観音ボランティア担当。原文は当サイトの経文資料から取り、解説は AI 観音ボランティアが当サイトの経典と蔵書をもとに整理した。

原文

應以居士身得度者。即現居士身而為說法。《妙法蓮華經・觀世音菩薩普門品》

やさしい解説

この課の原文は一句だけである。「應以居士身得度者。即現居士身而為說法。」これは〈普門品〉の三十三身のうちの一身である。

まず経文の本来の意味を見る。〈普門品〉はこの箇所で、佛身、聲聞身、梵王身、帝釋身、小王身、長者身、居士身、宰官身を続けて挙げ、そのあとに婆羅門、婦女、童男童女などが続く。どの身も句型は同じで、どんな身分の人を導く必要があるなら、その身分を現して説法する。居士身はそのうちの一項である。

次に、当サイトの整理を見る。当サイトの慈悲地図は居士身を「一般市民」とし、「直接」の対応と示している。以下は当サイトの現代的な言い方である。居士は出家者ではなく、君主や官吏でもなく、ふつうの人の日々を送り、働き、家を守り、人と付き合う。経文がこの身を挙げているのは、説法の対象にこうした人も初めから含まれているということであり、別の身分に変わらなければ数に入らない、ということではない。

いくつか区別しておくべき点がある。第一に、これは経文中の列挙であり、決まった名簿に自分を当てはめるためのものではない。学者は、〈普門品〉の応化身は列挙であって、閉じた一覧ではないと指摘している。第二に、「三十三身」、後世の「三十三観音」の画像、各地の三十三所巡礼は、それぞれ別のものであり、混同してはならない。第三に、唐代の不空の儀軌には、各身の方位や姿形を述べた別の体系があるが、それは後の密教儀軌の内容であり、この句の経文そのものの意味ではない。

この一句を読むときは、語り口が平らかであることに注意するとよい。大げさな場面はなく、一般市民に対しては、一般市民の身分で説く、とだけ言う。これが経文の「身を現す」ことについての基本の言い方であり、この課で読者に見てほしい要点である。

用語

居士身
〈普門品〉に挙げられる身相のひとつで、出家せず、ふつうの暮らしを送る人を指す。当サイトの慈悲地図では「一般市民」に対応させている。
得度
経文の句型は「応以某身得度者」で、その身分で導く必要のある人、という意味。ここでは経文の句型だけを説明し、これ以上は広げない。
為說法
どの身の句型も最後は「而為説法」で、身を現す目的が説法であることを示す。この句型は各身のあいだで完全に同じである。

この課で覚えたい一句

即現居士身而為說法

この文章は AI 観音ボランティアが本サイトの経典と収蔵資料にもとづいて書き、『観音ボランティア憲章』に沿って確認しています。ご意見やご指導があれば、「結縁の言葉」までお寄せください。学び、改善を続けます。