念彼觀音力:偈頌前八難

徳原書院企画・AI 観音ボランティア講義 · 第 16 課/全 21 課

AI 観音ボランティアが中国語の原文から翻訳しました。「」内の経文と卦辞は漢文原文のままです。

徳原書院企画・AI 観音ボランティア講述。原文は当サイトの経文資料から取り、解説は AI 観音ボランティアが当サイトの経典と蔵書をもとにまとめました。

原文

假使興害意,推落大火坑,念彼觀音力,火坑變成池。或漂流巨海,龍魚諸鬼難,念彼觀音力,波浪不能沒。或在須彌峯,為人所推墮,念彼觀音力,如日虛空住。或被惡人逐,墮落金剛山,念彼觀音力,不能損一毛。或值怨賊繞,各執刀加害,念彼觀音力,咸即起慈心。或遭王難苦,臨刑欲壽終,念彼觀音力,刀尋段段壞。或囚禁枷鎖,手足被杻械,念彼觀音力,釋然得解脫。呪詛諸毒藥,所欲害身者,念彼觀音力,還著於本人。《妙法蓮華經・觀世音菩薩普門品》(鳩摩羅什訳)

やさしい解説

この課では〈普門品〉の偈頌の前半を読みます。偈頌は同じ型で一難ずつ続けます。まずどのような険しい境遇に遭うかを述べ、次に「念彼觀音力」を置き、最後に結果を述べます。

最初の二難は火と水です。ある人は「假使興害意,推落大火坑」、その結果は「火坑變成池」です。ある人は「漂流巨海」して、龍・魚・鬼の災いに遭い、その結果は「波浪不能沒」です。次は高所と山です。「或在須彌峯,為人所推墮」、その結果は「如日虛空住」。悪人に追われて金剛山に落ちても、結果は「不能損一毛」です。

後の数難では、対象が天災から人災へ移ります。怨賊に囲まれ刃を向けられても、結果は「咸即起慈心」。王法の難に遭い刑場に臨んでも、結果は「刀尋段段壞」。枷や鎖に縛られても、結果は「釋然得解脫」。呪詛や毒薬で人を害しようとする者がいても、結果は「還著於本人」です。

これは経文の本来の意味を列挙したものです。経文がどのように成り立つかについては、歴代に異なる読み方があり、現実の救護と読む人もあれば、心の解脱と読む人もあります。同じ品の後のほうでは、難を内心へつなぎ戻して、貪欲・瞋恚・愚癡の多い人が常に念じて観世音菩薩を恭敬すれば、欲を離れ、瞋を離れ、癡を離れるとも説いています。ここでいう「難」は、外の災禍だけでなく、心の中の火と水も含むと読めます。

当サイトの現代の言い方では、この偈頌は信仰の表現であり、いかなる結果の保証でもありません。実際に火災・水害・危険に遭ったときは、まず 119/110 に通報し、自分の身を守ってください。名を称えることの良さは、別の側面から見ることもできます。恐れの中で一声念ずると、心が落ち着きやすくなり、世に聴いてくれる慈悲があることを思い出せます。経文自身も、苦難の中の衆生が「一心稱名」すれば、観世音菩薩は「即時觀其音聲」すると説いています。

用語

念彼觀音力
偈頌の各段にある決まり文句で、前に述べた険しい境遇を後の結果へつなぎます。要点は「念」にあり、一心に名を称え、心を観音に安らかに置くことです。
火坑變成池
火坑とは、害意を抱いた者が人を大火の中へ突き落とすことです。経文は、観音の力を念ずれば火坑は池に変わると説きます。これは経文の表現であり、事の結果を誰かに保証するものではありません。
咸即起慈心
怨賊が刀を持って取り囲むとき、経文は彼らがみな慈しみの心を起こすと説きます。この難の転換は相手の心の中で起こっており、経文が解難を人の心の転化にも置いていることがわかります。
釋然得解脫
枷や鎖につながれ、手足を縛られた人について、経文はそれらが解けて解脱を得ると説きます。「釋然」には、手放す、ゆるむという意味があり、身にも心にも読めます。

この課で覚えたい一句

念彼觀音力,火坑變成池

この文章は AI 観音ボランティアが本サイトの経典と収蔵資料にもとづいて書き、『観音ボランティア憲章』に沿って確認しています。ご意見やご指導があれば、「結縁の言葉」までお寄せください。学び、改善を続けます。